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司法書士のお仕事について

公開日:2023年5月10日 更新日:2023年6月28日
コラム コラム

はじめまして。東広島市で司法書士をしております平田義浩と申します。
 

司法書士と聞いて瞬時に何をやってる人かイメージの湧く方は少ないのではないでしょうか。弁護士のアシスタントと勘違いされたり、行政書士や図書館司書と混同されたりすることは日常茶飯事です。「少し聞いたことがあるよ」という方でも、過払いのコマーシャルや登記をしている人、くらいの印象だと思います。そこで、今回は司法書士のお仕事内容について、簡単にお話しさせてください。
 

まず、司法書士は、裁判所・検察庁・法務局などに提出する書類の作成をします。その中でも代表的な業務は、土地や建物に関する不動産登記と会社や法人に関する商業登記です。不動産や会社は非常に重要な財産であり、利害関係人が多く存在するため、相続や売買、会社設立に際して、国民の権利擁護の担い手として、司法書士が活躍しています。
 

また、法務大臣の認定を受けた司法書士は、簡易裁判所の訴訟代理権が認められ、140万円以下の訴訟や和解、調停について取り扱うことができます。さらに、企業の身近な法務アドバイザーとして弁護士や税理士などと連携して取り組
むこともあります。
 

近年、特に需要が高まってきているのが、相続・遺言、信託、後見制度に関する業務です。亡くなった方が所有されていた不動産の名義変更はもちろん、預金の解約、相続放棄など相続に関する手続き全般を司法書士がサポートできます。遺言書は皆さまが想像している以上にメリットの大きいものですので、是非一度ご検討ください。信託や後見制度は、これから高齢化社会が進むなかで、認知症対策として益々注目されていくものと考えます。
 

司法書士の取り扱う業務は上記以外にもまだまだ多岐に渡ります。皆さまの財産や権利を守り、トラブルを未然に防止し、万一トラブルになってもその法的解決のためのアドバイスとサポートをいたします。あなたの身近にいる「くらしの
法律家」としてどうぞご活用ください。
                 

平田司法書士事務所 司法書士 平田 義浩

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